来る2020年3月4日(水)、5日(木)に理化学研究所 生命機能科学研究センター(BDR)におきまして2020 RIKEN BDR-CuSTOM Joint Symposium in Kobe「Integrated organoid science: Stem cells, Engineering, Medicine」を開催いたします。

オルガノイドとは、幹細胞を3次元的に培養する事で創発的に構築されるミニ臓器です。オルガノイド研究は、組織幹細胞動態やヒト発生学の理解を急速に進め、また創薬研究やOrgan-on-Chipのような培養皿上の臓器連関研究まで可能にしてきました。その背景には生物学だけではなく医工学やマイクロデバイス技術との学際的な研究の貢献もあります。近年のオルガノイド研究の興隆は、理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(当時)の笹井芳樹グループディレクター(故人)の3次元器官作製研究が端緒を開き、これまで理化学研究所が世界をリードしてきました。一方、シンシナティ小児科病院では、器官再生研究者を集結し、世界初のオルガノイド研究に特化した研究センターCuSTOMを設立しました。この度、当該研究分野の研究に力を入れる両研究センターが共催し、国際シンポジウムを開催する運びとなりました。

本シンポジウムでは特に、(1)幹細胞の自己組織化、(2)発生、再生、疾患モデル、(3)工学アプローチ、(4)新技術によるアプローチ、(5)脳オルガノイド (笹井芳樹メモリアルセッション)、についてのセッションを設け、世界から気鋭のオルガノイド研究者を招聘いたします。また、若手研究者にも発表の機会を提供いたします。本会を活発な情報交換の場とするため、一般参加者によるポスター発表を募り、複数の演題には口頭発表をお願いする予定です。

本シンポジウムは、2020年3月2日(月)~4日(水)に同じ会場で開催いたしますBDRシンポジウム「Emergence in biosystems」に続けて開催いたします。BDRシンポジウムでは、生命の起源、細胞内のタンパク質/RNA集合、相分離と細胞内小器官、幹細胞からの多細胞システムの派生をトピックに議論が行われます。いずれのシンポジウムも参加費は無料ですので、BDRシンポジウムへの参加もご検討くださると幸いです。BDRシンポジウムについての詳細はこちらをご確認ください。

世界第一線で活躍する研究者と若手研究者が一堂に会し、議論を深める場を提供することにより、最先端のオルガノイド研究の潮流を把握するとともに、新たな知見や人的交流が生みだされることを期待いたします。若手研究者や大学院生を含む、国内外からの多数のご応募をお待ちいたしております。

理化学研究所 生命機能科学研究センター(RIKEN BDR)
センター長 西田 栄介

オーガナイザー

森本 充髙里 実 辻 孝(理化学研究所 生命機能科学研究センター)
Takanori Takebe, James M. Wells, Aaron M. Zorn (CuSTOM, Cincinnati Children's Hospital Medical Center, USA)

日程

2020年3月4日(水)~5日(木)

会場

理化学研究所 生命機能科学研究センター 発生・再生研究C棟1階オーディトリアム
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町2-2-3
(ポートライナー「医療センター」駅徒歩約5分)
詳細は「アクセス」をご確認ください。

言語

英語(同時通訳はございません)

参加費

無料(希望者のみ昼食代、懇親会費別途)
・昼食代 1,000円(3月5日(木)分のみ、3月4日(水)の昼食は各自でご用意ください)
・懇親会費 一般5,000円/学生1,000円

共催

Center for Stem Cells and Organoid Medicine (CuSTOM), Cincinnati Children's Hospital Medical Center, USA
 

公益財団法人神戸医療産業都市推進機構


サポート



本シンポジウムは理研シンポジウムの一環として開催いたします。

ポスター

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