ご挨拶

来る2023年3月7日(火)~9日(木)に理化学研究所 生命機能科学研究センター(BDR)主催、RIKEN BDR Symposium 2023「Transitions in Biological Systems」をオンサイト形式で開催いたします。

生物は、胚発生から生後成熟、恒常性維持、疾患、老化に至るまで、ライフサイクルの中でいくつもの大きく急激な「遷移」を繰り返します。ゲノム状態、細胞特性、生体の生理機能といった、あらかじめプログラムされた制御や、自己組織化による秩序形成等に伴う内因性の遷移が考えられる他、外的刺激や季節変化への応答としての成長、代謝、行動の遷移など、外因性のものも考えられます。これらの遷移現象の存在は我々の目に見えてはいるものの、これを包括的に定義・記述するには至っておらず、また、基盤となるメカニズムもほぼ未解明です。しかしながら、革新的な技術の登場により、既知の生物学的な遷移現象の再考や、さらには、未知の遷移現象の解明への挑戦が可能になりつつあります。階層をつなぐ学際的な取り組みによって、これまでになかった深い洞察や概念的ブレイクスルーが生まれることも期待できると考えます。

本シンポジウムでは、生物学的な階層を幅広く横断する遷移現象のトピックを厳選して紹介し、併せて理研BDRでのこの方面における取り組みも広く紹介したいと考えています。これらの難題に取り組む世界的に著名な研究者を結集し、生物学的遷移の多様性と共通性について、今後の展望も含めた幅広い議論を行います。

具体的な、トピックスは以下を予定しております。
(1) Transition in genomic states: ZGA
(2) Mechanical phase transitions
(3) Technological frontiers in cell state transitions
(4) Cellular transitions in tissues to organisms
(5) Metabolic steering of life-stage transitions
(6) Behavioral transitions: plasticity of homeostasis

本会を活発な情報交換の場とするため、一般参加者によるポスター発表を募り、一部の演題には口頭発表をお願いする予定です。若手研究者や大学院生を含む、国内外からの多数のご参加をお待ちいたしております。

riken bdr logo
理化学研究所 生命機能科学研究センター(RIKEN BDR) 
センター長 西田 栄介 

オーガナイザー

木村 航 (理化学研究所 生命機能科学研究センター)
清水 義宏 (理化学研究所 生命機能科学研究センター)
砂川 玄志郎 (理化学研究所 生命機能科学研究センター)
平谷 伊智朗 (理化学研究所 生命機能科学研究センター)
Li-Kun Phng (理化学研究所 生命機能科学研究センター)
Yu-Chiun Wang (理化学研究所 生命機能科学研究センター)
Irene Miguel-Aliaga (Imperial College London, UK)

日程

2023年3月7日(火)~9日(木)

形式

オンサイト形式

会場

理化学研究所 生命機能科学研究センター
神戸キャンパス(神戸地区西エリア)
発生・再生研究棟C オーディトリアム
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町2-2-3
(ポートライナー「医療センター」駅徒歩約5分)
詳細は「アクセス」をご確認ください。

言語

英語(同時通訳はございません)

参加者数

上限150名
上限に達した場合は、締め切りを早めることがありますのであらかじめご了承ください。発表者のご参加を優先します。

参加費

無料(希望者のみ昼食代、懇談会費別途)

ポスター

PDF Download poster (11.9MB)