2019年4月13日(土)に理研 生命機能科学 連携大学院説明会が開催されました。ご参加いただき誠にありがとうございました。このページでは、当日の様子を簡単にご紹介致します。

当日の様子

西田センター長挨拶まず、BDRの西田センター長より挨拶があり、続いて林拓也チームリーダー(脳コネクトミクスイメージング研究チーム)より自身の研究内容の紹介などを含めたレクチャーを行いました。


林拓也チームリーダーからは、「我思う、故に我あるーその脳のしくみと不思議」と題し、脳と意識に関する歴史の外観を考察し、近年技術の発達とともに生きた脳を対象に研究が可能となったことが語られました。研究内容の紹介また、脳の病気を理解することはそれ自体が自分自身を理解するプロセスであり楽しみではないか、と研究の醍醐味についても紹介があり、研究の道に進んだ背景についてもお話がありました。最新の研究内容や現状も踏まえたレクチャーは、学部生や大学院生にとっても分かりやすく、非常に興味深い内容で、参加者は熱心にメモを取りながらレクチャーに聴き入っていました。

続いて、北島智也チームリーダー(染色体分配研究チーム)から、連携大学院制度の紹介がありました。大学院・研究室選びのポイントや、奨学金など理研の大学院支援制度等の説明とともに、この機会を存分に活用してほしいとのアドバイスがありました。


次に、各ラボヘッドから各研究室の概要についてスライドを使った紹介がありました。1ラボにつき3分の紹介では到底語り尽くすことはできず、駆け足での紹介となりましたがそれぞれの研究内容を知る機会となりました。引き続き行われた研究室見学では、4班に分かれて実際の研究室に行き、研究室の様子や研究内容について触れ、学生と教員の間で双方向の交流が行われました。


現在理研で連携大学院生として研究を行っている尾藤和浩さん(ヒト器官形成研究チーム)、西田弘さん(Yoo生理遺伝学研究室/動的恒常性研究チーム)より、大学院生活について紹介がありました。理研での研究生活を選んだ経緯や周囲の環境、日々の生活などについて、参加者に近い目線で詳しく、楽しく語られました。


最後のプログラムとして開催したポスター展示では、理研の現役の大学院生やラボメンバーも参加し、あちこちで研究内容や研究生活について時間をかけて語り合う様子が見られ、また、参加者同士での交流も盛んな活気のある会となりました。

当日の様子 当日の様子

連携大学院を通して理研の研究室への参加を希望される方、またご興味を持たれた方は、是非、研究室へメールにて直接お問い合わせ下さい。

この説明会に関するお問い合わせ
理化学研究所 神戸地区
連携大学院説明会 事務局
〒650-0047 神戸市中央区港島南町2-2-3
E-mail: bdr-daigakuin@ml.riken.jp
Tel: 078-306-3011


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